横浜から神戸へ

いろいろなサイトやブログを見ていると、妊活に力を入れるために仕事を退職する女性が多いことに驚きます。人それぞれ、考え方は千差万別なので、何が正しいということはありません。仕事が忙しいと健康に気が遣えなかったり時間がなかったりといろいろ支障があるので、今の仕事や会社に大して思い入れがないような人であれば、一旦辞めてしまうのも一つの手だと思います。でも、これまで社会人として築き上げてきたキャリアを手放すことは、私にとって考えられないことでした。もし妊活がうまくいかなかったら、子どものいる生活を手に入れられないだけでなく、仕事まで失って、生きがいが何もなくなってしまうのではないか。そんな恐怖がありました。なので、夫が転勤になっても、私は仕事を辞めてついていくのではなく、仕事を続ける方法を探しました。幸い、私の勤めている会社が大阪へ進出しようとしている時期で、元々は営業マンだけ常駐させるという話だったのですが、そこに事務としてねじ込んでもらいました。中小企業なので、声をあげれば聞いてもらえるのはありがたいところです。

ただ、仕事の都合だけではなく、それまで住んでいた家をどうするかという問題が、私たちにはありました。私たち夫婦は、横浜市磯子区の私の実家で暮らしていました。と言ってもマスオさん的な感じではありません。私の両親は土いじりが好きで、私たちの結婚と同時期に早期退職して田舎暮らしを始めたので、それまで暮らしていた家を譲り受けた、という形です。小さい家ですが、私にとっては子どもの頃からの思い出がいっぱい詰まった我が家。できれば手放したくない、という気持ちがありました。でも夫はもともと関西の人で、大学進学のために関東にやってきたので、関東にも横浜にも思い入れはあまりなく、いずれは帰りたいという思いも聞いていました。私としては、いずれと言っても老後の話かな、と思っていましたが。それに、夫の転勤は支店の責任者としてというようないわゆる栄転で、関東に戻ってくる見込みも当分ないようでした。夫とも両親とも何度も話し合った結果、家は売却することにしました。売却をお願いした三春情報センターの方には、本当にお世話になりました。私の実家に対する思いを慮った対応をしてくれて、本当に感謝しています。
三春情報センター 横浜市磯子区の中古一戸建てを探す

大阪に住んでも良かったのですが、私のたっての希望で、新居は神戸にしてもらいました。関西で暮らすのは初めてなので、横浜と似ているというイメージがある神戸のほうが馴染みやすいかなと思ったのです。実際に住んでみると全然違いましたが、どちらも、住んでいる人たちが自分の街のことを大好きだ、という共通点はあるように感じます。

神戸では、駅から徒歩10分ぐらいの分譲マンションを借りることができました。分譲マンションなので管理がしっかりしているし、タワーな見た目も気に入っています。何より都会にあるので、本当に便利です。いずれは、やはり持ち家がほしいと思っていますが、もう少し先になりそうです。

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